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ネタバレ 

最近作業しながらこれの録画を延々と垂れ流してる
面白い面白くないの彼我を超えて自分はやはり連続ドラマなら古いのが好きなんだなあと実感した
とにかく心地よい
なんというか、視聴覚への刺激が一定
耳に刺さる声を張り上げることもなければ、中途半端なくすぐり笑いをやたらと差し挟んでも来ない
(単純に古いからだと思うけど)色調も落ち着いてる
結末なんてなくてもいいから永遠に続いてほしいと思わせるような、アンビエント的な受容の仕方を許してくれるところが好きだ

まあ作品そのものというよりは、現在との50年の間隙そのものを愛でているところは多分にある
当時の人が今の自分と同じように見てたわけでは多分ないだろう

ただ同じ70年代のドラマでも、たとえば「ムー一族」などから感じる趣は本作のような「枯れ」とはまた別のものだし、本作の空気の少なくとも一部は、制作者の器量と演者の技巧の賜物なんだろう

しかしこの頃の藤岡弘の毛量半端ないな
やり手の不動産デベロッパーにはおよそ見えない

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