プロレスは悲しい
テリーファンク死去
ぶっちゃけ試合見たことないけど、プロレスラーの晩年の情報にふれるのはいつも悲しい
ミッキーロークの映画とかミゼットレスラーに関するルポとか、それ以外にも伝えられる数々の事実の影響で、レスラーのある側面を感傷的にとらえすぎなきらいはある
でも悲しいんだよな
今も昔も、レスラーが客を楽しませるため体のあらゆる部分を毎日毎日マットに叩き付けているのは基本変わりない
ブックの存在や互いの技量は体をある程度守ってくれるけど、完全ではない
体が少しずつ壊れていくのを知りながらやめられない人もいるし、ほんの少しのミスや不幸な偶然である日突然表舞台から消えてしまう人もいる
リングに上がってるとき以外は車いすがないと生活できない人も
オリンピック選手のようにチヤホヤされるわけでもなく、ときに嘲笑すらされる
文字通りに身を削りながらなんでそんなことするんだろうと思うし、なんでそんな残酷なものを自分は見るんだろうとも思う(今はあまり見てないけど)
プロレスの本質はサーカスや見世物小屋だし、レスラーの本質は旅芸人だ
当事者含め同意しない人もいるだろうし、プロレス自体どんどん変わっていく
でもふとした時に感じるもの悲しさは、競技スポーツや他のエンタメのそれとはやはり異質と思う
#ulmm