戦争や国家間の争いをテーマにしたフィクション作品で、キャラクターの暴力を正当化する落としどころが「ただ自分の大切な人を守るため」にされてるのよくあるけどこれ危ないというか怖いというか、国家にとって実に都合のいい情緒というか、欺瞞じゃねえかよ~~~と思うようになったんだよなあ。大切な人を守りたいなら戦うべき相手は権力だろ…?社会構造だろ…?ってどうしても気持ちが冷める。直近だとスパイファミリーもこれで無理になった。

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現実にその渦中にいる人がこういう考え方をするのはしょうがないというか、まっとうだとは思うんよ。じっさい私も1984みたいな世界になったら国家に媚びへつらって生きていくだろうし。だからエンタメでくらい、フィクションでくらい、そこを突き破ってくれよ、飼い慣らされないでくれよ、と悲しくなるのだろうな。フィクションは現実に生きる人間からすればちょっと未来というか、希望でできてるものでもあるはずなので、それが現実に屈してるようでつらいのかも。

特定の作品の名前挙げちゃったしほうぼうから受け売りの話を私もしとこ。たとえ「この作品のここを批判する」を共有してたとしても、その作品を好きでいるか嫌いになるか鑑賞しつづけるかボイコットするかはその塩梅も含め個々の自由だと私も思う。「こんな作品面白がってちゃ駄目」とまで言われる筋合いないし、言わないように心がけてる。いっぽうで「人の好きなものを否定するな」って批判を全部拒むのも良くない。自分も気をつけよ…。

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