眠剤の副作用でときどき寝る前の記憶がすっぱりなくなるのもあり、読むのは短編ばっかりだったのが、もしかしてだいぶ本が読めるようになってきたかも?て思えるようになって、ホイジンガの『中世の秋』を読むのを再開した 中世末期、とにかくなんでも儀式化してて席のゆずりあいでめっちゃ時間使って、ゆずりあえばあうほどそばの人に与える感銘も深まったとか、帰ろうとする客人をなんとかして引き止めるのが作法になったり、宮廷で女官たちのなかで誰と誰は手を取り合って歩いていいか、どっちがどっちを親しい関係に誘うべきかまで決められていたらしくて中世で生きてくのめちゃくちゃ大変じゃん ちょっと生きてけないな〜って…思った…

14、5世紀のネーデルラントの文献がよく引かれていて、フィリップ善良公とシャルル突進公がとにかくよく出てくるんだけどちょうどジャンヌ・ダルクが歴史に姿を表したころで、ジャンヌがシャルル7世の戴冠を助ける→ブルゴーニュ公国の捕虜になる→イングランドに引き渡されて処刑 あたりのブルゴーニュ公国の公主がフィリップ善良公なのね

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