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足取りもおぼつかぬほど迷えども沼の上こそ大輪が咲く

2023年08月26日『沼』

うたの日(utanohi.everyday.jp)に投稿させていただいたものです。
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凪の夜真っ直ぐ降りる月光に照らされ光る遠き波間よ

匂やかに夕餉の煙立ち出づる篠垣ごしに踊る足取り

2023年08月25日 『 篠 』

うたの日(utanohi.everyday.jp)に投稿させていただいたものです。
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茶虎猫その身体は稲田なりそよぐ背の毛に生え立つ尻尾

2023年08月23日 『 稲 』

うたの日(utanohi.everyday.jp)に投稿させていただいたものです。
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光差す窓辺にそっと立つ君と私の間を影が隔てる

ぬばたまの夜を行くのは黒猫か月と見紛う瞳ぞ光る

枕詞の練習

いみじくも 待てば甘露と 云うもので 割引で買えた ケーキ頬張る

お題『ケーキ』

安らかに 夢をうたえよ セイレーン 難き浮世を あはれと思えば

弓を引け 的は正面 ただ一つ 己が心 その核心へ

月波 清火さんの本日のお題は「駆けだした」または「恋など知らぬ」、できればメルヘンチックに表現しましょう。

shindanmaker.com/187658

雲路飛ぶ 猫を追いかけ 駆け出した 恋など知らぬ 浮き立つ足よ

夢の中 年の甲斐なく 鬼ごっこ 我を追うのは もう会えぬ君

雪の下 震えて眠れ 幼き菜 露とは知らず 刈られるときを

月波 清火さんの本日のお題は「合言葉」または「携帯電話」、できれば健康的に表現しましょう。

shindanmaker.com/187658

「また明日」 「今日は終わり」の 合言葉 決して映らぬ 携帯電話

宵更ける 祭り囃子の 渦中にて 握りしめあう その手の温度

ガラスペン じわりとにじむ 筆跡の 届かぬ文に 色をのせては

薄き墨 垂れる穂先も 力なく 涙に濡れた 半紙を握る

夕暮れに かすかに聞こゆ 童歌 今は遥けき 響きぞ残る

炎天下 ゆらめく影に 惑っては げに恨めしき 炎節の名よ

静寂に 月を見上げた 吸血鬼 眠った君を 抱き締めたまま

月波 清火さんの本日のお題は「野性的」または「夢見るように」、できれば明るく表現しましょう。

shindanmaker.com/187658

幼き日 夢見るように 追いかけた 野性的なる 父の背中を

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