宝石の国、マンガ12巻まで鑑賞後の雑感 

宝石の国、遅ればせながらアニメ→マンガと見たんだけども、なるほど面白い…
どうやら性別がない(ジェンダー規範がない?、身体等の性別差がない?)世界なのと、
植民地主義やエイブリズム、ルッキズムが意識的に描かれつつ(少なくとも私はそう受け取った)、肯定も絶対的な否定もされないのが独特だなと。それらへの登場人物たちの悔恨や葛藤みたいなものは感じる。
まだ完結はしてないみたいだから、これからの展開が楽しみ。さっき書いたような″呪い″に対する物語全体としてのメッセージがどう締められるのかも含めて。

フォロー

宝石の国、マンガ12巻まで鑑賞後の雑感 

植民地主義っていうか、他民族の隷属・支配・同一化かな。
エイジズムも描かれてたし、序列、階級、愛にまつわる支配・依存、食物摂取を必要とする肉体の不自由さと有害さ、世代交代による事態の複雑化と事態の形骸化・解決、事物や記憶の忘却の理不尽さと忘却による事態の進展、多文化の交差による社会の発展、科学技術の功績とそれに紛れ込むヒューマンエラーの罪悪、長すぎる寿命に耐えられない精神の脆弱さと安楽死とか扱ってるテーマは結構広大な気がする。
たぶん完結すれば、物語を通しての大きなテーマの一本線が明確になるっていう予感はある。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。