宝石の国、マンガ12巻まで鑑賞後の雑感
植民地主義っていうか、他民族の隷属・支配・同一化かな。
エイジズムも描かれてたし、序列、階級、愛にまつわる支配・依存、食物摂取を必要とする肉体の不自由さと有害さ、世代交代による事態の複雑化と事態の形骸化・解決、事物や記憶の忘却の理不尽さと忘却による事態の進展、多文化の交差による社会の発展、科学技術の功績とそれに紛れ込むヒューマンエラーの罪悪、長すぎる寿命に耐えられない精神の脆弱さと安楽死とか扱ってるテーマは結構広大な気がする。
たぶん完結すれば、物語を通しての大きなテーマの一本線が明確になるっていう予感はある。