腹が立って腹が立って、何度も反芻してしまうので、書籍を開いた。
スペインのすぐれた古典「ドン・キホーテ」の中で、作者は、世の諸悪に立ち向かっていくとぼけた英雄について語っている。彼の冒険の中に、彼が、巨人が威嚇している、と想像した風車群との出会いがある。彼はさびた刀をもって、疲れはてて倒れるまで戦う。
私たちもまた、戦う価値もないようなくだらない事に対する怒りや心配で重武装して、「仮想の敵と戦う」のに、しばしば自分自身をすりへらしているのではないか?
実際には思いわずらう価値のない事柄と戦うために、時間とエネルギーを浪費していないだろうか?私は小さな問題を大きなものに膨れあがらせる私のたくましい想像力を取り除きたい。
それぞれの問題をはっきりと見て妥当なそのものへの価値と注意を向けるよう努めていこう。これが第2ステップが提案する私が取り戻したい正気である。
「神様、ちょっとした出来事と危機の違いを判断できるバランスのとれた思慮をお与えください。」
祈るしかない。
怒りは自家発電。