この国の素晴らしい所の一つに、諸外国ならばスラム街と呼ばれそうな雰囲気の街であっても、地元の人は言うに及ばず誰でも（比較的）安全に歩いたり気楽に飲食できることだと思うな。
昭和生まれのおっさんのノスタルジックに浸った戯言に聞こえるかもしれないけれども、日本の戦直後或いは戦前からの独特な街の雰囲気は諸外国特に欧米諸国から見れば、非常に強力なコンテンツになり得ると思うのだけれど。
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昨今は再開発が進み、いわゆる怪しげな雰囲気のアーケードや路地がどんどん消えていき、どこへ行っても同じような小綺麗な街づくりを推進しているようだけれど、国をあげてインバウンド需要をどんどん取り込もうちう施策のなか、本当に今のやり方で良いのかしらね。
明治維新後にそれまでの独自の文化を完全に捨て去ろうとして、現在インバウンド需要トップの京都すら、簡単に切り捨てる寸前だったやり方の再来のようにも感じるなぁ。
まぁ今回のは、地震や火災の時の安全確保ちう側面が強いのはもちろん理解はできるけれどもね。