すこしふしぎなできごとが、クリスタリウムにはあります。 という話を書きたかった。 間に合わないのでプロット供養投稿!!
居住区に用意された自室、そこから一歩出た瞬間、足元に妙な赤が撒かれていることに男は気付いた。
しゃがんでひとつをつまみ上げる。ちいさくちぎった紙だ。それが居住区の通路、そこらかしこに散らばっている。
いつもは清掃が行き届いてる通路だ。汚す者もほとんどおらず、共有部は清潔さが保たれている。そこに赤い紙くずが散らばっていることに、男は首を傾げた。
誰かが意図的に撒いているのか。管理人のところまで尋ねに行こうと、階段を降りていったところで、上階にある部屋の扉が開き、ぶわっと赤が舞うのが見えた。
住人だ。住人が紙片を撒いていた。
「……なんだコレ」
「3歳になった子がいるんですよ」
振り返ると、居住区管理人が立っていた。意味が分からず無言でいると、この不可思議な行為の理由を彼は教えてくれた。
クリスタリウムでは子どもが3歳を迎えると、無事に成長できたことを祝う習慣がある。同時にふしぎなできごとが起こるのだという。
「朝起きると、枕元に紙に包まれた贈り物が置いてあるんですよね。誰から贈られたか分からないプレゼントがあるんです」
男の脳裏に過ったのは星芒祭だ。だいぶ雰囲気は異なる上、共通点は赤とプレゼントだけであるが。
「もともとはその包紙を小さく破って、紙吹雪のように撒いていたんですが……そのうちに、命やエネルギーを表す赤い紙を用意し、当事者の子を祝うように皆が紙をちぎって撒くようになっていきました」
「色々な国で赤は縁起が良い色とされているのを見たが……この街も同じか」
「という、まあそういうことになっているんですが」
管理人が意味ありげに笑う。闇の戦士様ならすぐ分かるでしょうと彼は言い、男を上階へと誘ってきた。
促されるままに彼の後を追う。目的地はあの紙の撒かれた通路らしい。
不意に管理人がしゃがみ込んだ。そこには先ほど見た、赤い紙が散っている。
きらりと光るものがあった。糸より細い、見覚えのある体毛だ。
赤い、毛。
「……えっと」
男はとっさにそれを拾い上げる。赤い毛は紙に紛れ、よくよく見ないと分かりづらい。
「プレゼントの送り主……が誰かは」
「子ども、は……知りませんね」
「なるほど。これ、本人も知らないんじゃないのか」
「さてどうでしょうね」
街全体で、ふしぎなプレゼントの主は守られている。
自機ひろしをどう考えてるかは、今でもこれ
QT: https://fedibird.com/@tppqqq/110901535770130389 [参照]
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