とっくん 

生き残るために、まず何を鍛えるべきか。武術は色々試して適正見てからが最短か。
なら…脚力?魔獣や魔物から逃げ切るだけの逃げ足…身もふたもないな、ダッシュ力。あとどのくらいの距離逃げるのか分からんからな持久力、それから…攻撃を避ける反射?んー、今すぐ始められるのはそのくらいか。
よし!
まずは走り込みで体力持久力逃げ足鍛えるか!
机に向かってうんうんうなってたかと思ったら、ててててててっと外に出ていくヴェ。
そっと付き従うメイド。
走るヴェと早歩きで追いつくメイドコンビかわ。
鍛えてない初期ヴェ、よちよちぽくてかわ。
館の庭園、ガゼボ周りをぐるぐる走り始めたヴェに、メイドさんがお茶の用意を始める。冷たすぎるとお体に障るからと、ヴェがお茶を欲しがる頃に丁度良い温度になるよう調整。
数週回っただけで息が上がって、足もガクガクし始めて、この体、俺の子供の頃より動かないな!?
貴族って?!
文官家って?!
こんなもんなの?!
これは相当頑張らないとスタピ逃げ切れないぞ。間に合うのかよ…と蹲ったヴェに駆け寄るメイド、何でもないと言いつつ、顔色の優れないヴェに、お止めするべきだったと後悔メイド。

フォロー

とっくん2 

でも事故後に鬱々していたヴェが外に出ようとしたこと、意味が分からないけど走るくらいには元気になったと嬉しかったのもあって止められなかった。
そこはもうヴェが部屋から出たあたりに他のメイドたちが母上に報告に行ってて、母上も以下同だった( ˘•ω•˘ )

お疲れでしょう、少しお休みになりませんか、とガゼボに誘って( ^^) _旦~~
ゴクゴク飲める温度のお茶を一気飲みし、その温度から、気遣いを感じて、礼を言うヴェにほのぼのきゅんするメイドといつの間にか来ていた母上。
母上にどうしたのかと聞かれ、武術を始めたいと答えて驚かれる。
事故前は武術に興味を持ってなかったのにと理由を聞こうとしてはッとする母上。
事故もだけど、何より兄の葬儀での胸糞案件をノルから聞いていたので、兄を侮られて悔しかったのか、見返したいのかと、独り納得。
師を付けてもらえることになって、ぱぁぁ!と笑顔を見せるヴェに、うちの子かわいいになる母上。
抱きしめたいけど、一人前の男になろうと背伸びする息子を幼子扱いしてはかわいそうかと、励みなさいと応援するに留める母上。母上そこはぎゅうぎゅうしてもよかったのでは。
そして翌日からマックスによる基礎練開始、お庭の一角にヴェ用訓練場ミニが作られたのであった まる

だそく 

走る姿はててててて
槍振る姿は、逆に振り回されててふらふらぐらぐら
本を読むにも棚に手が届かなくてぐーっと背伸びからのぴょんこぴょんこうさぎかな
デスクも子供用だけどちょとまだ大きくて肩から腕を乗せてものを書いててかわよい
羽ペンとっても大きいね。
インク壺にペン先うまく入れられなくて何回倒したのかな、その度あーってなる失敗ヴぇかわゆ
子ヴェかわ

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