まだアビエイターになる前、大学生のルスタと出会ったハンの話。
そうやって店に通うこと1年で得たのはブラッドっていう名前と恐らく大学生だってこと。平日の朝っていう時間だったせいでそう何度も通うことはできなかったけど、勤勉な学生っていう印象だけは持ってもらうことができて、朝の挨拶もできるようになったけど結局それだけ。そこから先に進む勇気は持てなくて進学して会えなくなる。本当は街を離れる前の日、思い切って連絡先聞いて友達になってもらおう!って意気込んで店に行ったけど会えなかったんだよね。
そうしてジェイク君の初恋は散ることになるんだけど、そこから数年後に再会するんだからハンルスって偶然と必然の上に成り立ってるんだと思います。
でも、再会したときにはルスタはウェイトもアップしてて髭も生やしてるから最初は初恋の君だって気が付かないハンもいる。
#ハンルス
まだアビエイターになる前、大学生のルスタと出会ったハンの話。
その時のルスタの印象は模範的な飛び方するいい子ちゃんでつまんない奴で、同じところ目指してんのにガッカリな奴だなだったんだけど、あることがきっかけで喧嘩になってはじめて正面からその瞳を見つめたら気がつくんだよね、それが学生の頃欲しくて欲しくて焦がれてたものだったって。胸ぐら掴んで至近距離で気がついちゃったもんだから、慌てて「ふざけんなよ!?」とか言って離れて捨て台詞吐いて逃走するハンがいるから、当然だけどルスタのハンへの好感度はだだ下がり。
ハンは初恋拗らせちゃって素直になれなくなっちゃったし、自分を出さない飛び方に相変わらず苛つくし、何とか自分を見てもらうためには煽るしかできなくなってあの時の微笑みなんて夢のまた夢だと思ってたのにあの任務で救世主になって、見せられた笑顔にやっぱり好きだなって改めて自覚する。
そこからはもう、まわりくどいことはしない!飲み会行ったらルスタの横陣取るし、遊びに誘うし、今までの喧嘩腰な態度はやめて真っ直ぐルスタのこと見つめるようになるから、そんなハンの態度の変化と熱に当てられて段々絆されていくルスタがいるし数年後にはちゃんとハンルスになります。
#ハンルス