しんぶん赤旗
「ペダルを漕いでまちを見つめる」宮田浩介氏の文章より引用
>横断歩道を渡った小学生達が、止まっていた車の運転者に深々とおじぎをするーこんな「従属」のふるまいを、警察や学校が教える事例が増えている。
そもそも横断歩道とは、車の流れのために損なわれた歩行の自由を、わずかに「返還」する施設だ。その空間と命を脅かさない事に頭を下げさせる教育はおかしい。
徒歩自転車自動車…路上を移動する事を人権の観点から書いたこの人の文章を時々見かける。路上の移動の中にある権力勾配や力の論理による支配に触れている。良いなあと思う。もっとたくさんの人に話されてほしい分野。