以前から気になってた松浦理英子の「犬身」をふいに読み始めた。嗅覚や触覚の描写の生々しいのが面白い。主人公の犬化願望はなんか切々としてて、読んでてこっちまで胸が苦しくなる。文章が読みやすくて完読出来そうなのが良かった

私は犬がわりと苦手だから犬の細かい描写はあまり理解出来てないと思う。犬が好きな人なら私よりも物凄く楽しく読めそう

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作中で主人公は「種同一性障害」「ドッグセクシュアル」という造語で説明していて、彼女にとってはジェンダーやセクシュアリティにも等しいアイデンティティに関わることなのだから、切実に感じて当然なのか

上巻読み終わった。あの五感を刺激する面白さが、そのまま読むに堪えない不快感に繋がった。もう読むのをやめようかと思うくらい気が重いけど、ここで終わるのは嫌だ。でも夜の森の静かで澄んだ空気の描写は本当に救われた。房恵/フサと同じ気持ちになって読んでる

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