> なぜこうした間違いに私たちはよくハマってしまうのだろう? おそらく「自然の誤謬」に起因している。「自然」な性質に基づいているように見えるものは、良いことのように見える。あるいは、「自然=善」、「自然でない=悪」は、「自然と人の心に訴える」のだ。私たちは、工場由来の合成物質に怪しさを感じる。
科学や学術を信じられず陰謀論やニセ科学に走るのと同じ心理か。これに陥ってしまうのは科学があまりにも複雑になったことで人間の頭働かせずに理解できる範囲を超えているからってのもある。わからないものはあやしいのだ。
> 最近では有機(オーガニック)農業を復活させようとしているようだ。しかし、有機(オーガニック)農業は土地をさらに必要とする農法だ。もっと多くの人が密集した都市に住む必要があるが、自給自足できる庭付きの田舎でのロマンティックな生活を夢見る人が増えているという話をよく聞く。
めっちゃ雑だが疑う方法はムーブメントや商売になった時点で利益者がおるので「ほーん?」と一歩引いて見てみるとよいかも。要は鵜呑みにもせず一歩引くことから始める
ハンナ・リッチー「環境に良いとされている生活習慣は、実際には環境に良くないことが多い」(2022年9月5日) – 経済学101 https://econ101.jp/notes-on-progress-an-environmentalist/