寝る前に『おむすびの転がる町』から一編ずつ読んでいる。

現代とつくりごとが交じる不思議な世界観で、安心感と不安定さの上で懐かしい匂いが鼻をかすめたときのような気持ちになる。BGMが鳴らない昔のアニメーションを観るような、雨の日の誰もいない路地を覗くような。

カケアミでしっかり描かれた背景とは裏腹に、登場人物の線は色鉛筆で描かれたように薄い。生き物のゆらぎ、フレームレート?

hakusensha.co.jp/comicslist/56

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こちら、クラフト・エヴィング商會の2000年代前半の作品とか、吉田篤弘の『フィンガーボールの話のつづき』『つむじ風食堂の夜』『針が飛ぶ』とか『水晶萬年筆』のような短編がお好きだと琴線弾かれまくりかと思います

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