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最近の寝る前のお供だった本。
1991年に出版されたもの。欧州の視点で報道される非日常ではなく、生活をベースとした日常を描くもの。

当時の母親世代は洋装を好んでいたが子供世代は肌を出さない服装を守るという状況だったらしい。今はその子供たちが親世代になっているだろう。環境はどう変化しているだろうか。

スカーフを着用して肌も髪も見せないということから、閉鎖的な環境に押し込められてつつましく生活しているようなイメージを抱きがちだが、お祝い事などで女性だけで集まったときのノリは、女子だけが集まった時のアレ。
男性は女子会のお世話をしてくれたりするし、結婚・離婚の時の約束も女性の方が条件が良かったりなど、男性優位の世界になることで起こるいろいろな問題というのを大昔に気づいており決まりでうまいこと運用しようとしたのだろうというイメージになった。

礼拝に行くモスクは毎回場所を変えなさい、帰る時は別の道を通りなさいという教えはめっちゃすごいなと思った。これって出会う人を変えることで人間関係が閉鎖的にならず、無関心や無理解を防ぐものすごくシンプルなコツじゃんっていうね

クルアーンを読んでみたい

イスラームの日常世界 - 岩波書店 iwanami.co.jp/book/b267973.htm

 

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