> 私の凝としている間に、大分多くの男が塩を浴びに出て来たが、いずれも胴と腕と股は出していなかった。女は殊更肉を隠しがちであった。大抵は頭に護謨製ゴムせいの頭巾を被って、海老茶や紺や藍の色を波間に浮かしていた。そういう有様を目撃したばかりの私の眼には、猿股一つで済まして皆の前に立っているこの西洋人がいかにも珍しく見えた。
てときに、当時の西洋の一般的な水着って実物はどういう感じだったんだろうな?と思ったら、スヌーピーが着ているような水着だったんだなあ。
https://heritage-aj.com/2019/04/deco-v-19-0417.html
昔の男性の水着ってなると、プリミティブなイメージでパンツ一丁型だと思いがちだったが、肌の露出は少ないらしい。
宗教的な点を考えると、確かに肌の露出はしなさそう。
ところでポンペイでの水着はビキニだったらしい。おもろ。
次第に水着の露出が増えるのは、どうも日焼けが嗜みみたいになってきて(昔のアニメで見たサンオイルか!)日焼け痕とかが関わってきたり、競技性が関わってきたりと、水着一つで色んな要素が関わってきておもしろっ。