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飴屋法水は彼の優れた哲学的書物『君は動物も暮らせるか?』で、お金とは何であるかをその始原に遡って考察している。自分の得意なこと、余剰にもっているものを、自分が持たないもの、欲しいものと交換するための便宜上の媒介がお金なのだ、と。物々交換の媒介としてのお金である。
ただ、やがてお金が"資本"に変わる。「お金がお金を生み出す」ということを資本という。この段階では、もはやお金が労力や才能、余剰品の代替ではなくなる。お金のためにお金を増やす、ということが行われる。

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