図書館の蔵書検索で別の作品を検索していてたまたま出会ったフレドリック・ブラウンの短編集『不吉なことは何も』(創元推理文庫)、人にお薦めはしないけど、面白いな~!!
謎を提示する導入部分から一体この話はどう転がってどこに落ち着くんだろうと惹き付けるページターナーなのは勿論、切迫した状況でも客観的な描写を主とすることによってさくさく軽快に読めるのにそれでいてちゃんと手に汗握るようにはなっていて、私はこういう話ばっかりを読んでいてはいけないからたまににしときますが、こういうのをたくさん読みたくなる!楽しい!!と思える本だった。
そして「さまよえる少年」で泣いちゃった。