自分の中にもあるだろうマチズモを根こそぎ刈り取るため、武田砂鉄『マチズモを削り取れ』を読んでるんだけどなかなかにしんどい。
一章ごとにマチズモが引き起こしているだろう様々な事態(作者の担当編集Kさんが感じている怒りや疑問から提示される問題点)を分析、検証することによって問題点とそれを作り出している構造を明らかにして批判するという形なので、当然その度に「マチズモあるある」というか、男性優位主義に基づいた発言や行為が書かれるんですね。これに毎度まいど腹立って疲れる…。
前述したようにちゃんと毎度作者によって批判されて毎度タイトル通りのメッセージになるんだけど、それでも読みながらふつふつと怒りがわいてくるから疲労感が…この国の国会議員は本当に女性をなめてやがるな…
でも当初の目的はもちろん、自分が言語化出来ていなかったことを直視出来る機会でもあるのでかっかしながらもうちょっと頑張って読んでみます。