トランスヘイターBL漫画家
BL漫画家にもトランスヘイターやアンチLGBTが少なくないことは詳しい人ならもう周知されているが、これもです(買うことは勿論ない)
あと仁藤さんへの中傷に加担する反colabo のBL漫画家もいる。
💐2023 ベストBL「ライオンハーツ」💐
2023 ベストBL(2023年刊行)
👑ライオンハーツ
「男の子同士が結婚したいというのは"いけないこと"」と小さい頃に教えられて、心にしこりを抱えたまま成長した2人の男子高校生、獅子丸と礼央の紆余曲折(させられた)の恋物語。相当分厚いし、カバーは可愛らしいけれど、中身は中盤からヘビー。
2人がある女子によって引き裂かれるシーンが今の「日本は"殺されるような差別がない"国だし恵まれてるよね〜」の日本の現実そのもので、LGBT理解増進法(気持ち悪い名称)すらないこの国を象徴していると感じる(あっても差別はなくならないことも勿論知っている)
2人は引き裂かれる…と書くと正確ではない。いや、それは間違ってはないし、そう書きたいがそれを「実行」したのはほかでもない獅子丸だった。
獅子丸は被害者という立場だけではなく、獅子丸もある種の面で加害者である(言いたくないけど…)礼央を理不尽な形で置き去りにして、礼央の心を「壊した」。
『相手が同性ってだけで逃げたくさせるようなこの社会がクソなだけやん』
この言葉が彼等のお守りになってほしい。
登場シーンは限られるものの、獅子丸を叱咤(&批判)する女子の存在も光る。作者のあとがきもただただ頷いた。
💐2023 ベストBL「また明日会えるよ」💐
また明日会えるよ
★今年1位。
彼氏と別れてヤケ酒して泥酔状態になった会社員の木村が翌日目を覚ましたのは築50年の一軒家。
そこは掴みどころのない、ボサっとした髪の国島が住む家だった。自分にはない落ち着きがある国島に介抱されながら木村は失恋の痛みを一時忘れられる時間を過ごす。
その後その国島と同じ会社で再会、同じプロジェクトに参加することとなり自然と交流が生まれる。
ぎこちなく出会った2人がぎこちなさを隠さず、少しずつ冗談を言えるような仲にほぐれていく。互いに毎日会って会話することが「日常」となり、ほんの数日間仕事で会えない事が「非日常」になり寂しく感じるようになっていく。
亀の歩みで(と思いきや時に国島が大胆になる笑)心を許していく描写がこそばゆくも微笑ましく、それを描ききった作者の力量にも拍手。木村の放つ台詞も現実に即したゲイ男性性が垣間見える。
あと、ずーっと敬語なんですよ…2人の会話。そこが最&高で。ずーっと敬語なんですよ…(2回目)
だからこそ193ページはクスッと笑わせられるし、219ページは待ってました!となった。
続編大希望。
ただ作者さん、今漫画を描けないでいるようで、無理に描いたりせず今は大事に休まれてほしい。
人生初のブックサンタ、ギリギリで参加してきた!今年無理かも…と諦めたけどダッシュで行ってきました。年に一度しかないから。初めてということで子供の頃に本が全く好きでなかった自分が唯一記憶に残ってた思い出の本を寄付してきた。来年もしたい(もっと余裕を持って)
#ブックサンタ2023
shipper たまにBL(商業)のこと書くよ。映画と本と漫画とチョコがあれば生きていける ASMRは大人の子守唄 韓国語&英語勉強中