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白川紺子『後宮の烏』4巻、読了。

もどかしい、に限る。
それぞれにみんな悪くはなくて、でもそれぞれみんな間違ってる。
そしてまた誠意があるぶん、難しいなぁ。
「盲信」の危うさ。
無思考になってしまう類の信奉は滅びへの道だと思っているんだけど、やはり推しコンテンツへの無批判は推しコンテンツを殺すんじゃん……みたいなことをあらためて思いました。
話はズレました。

少しずつ、でも気づけば大きくなってしまった変化が、危ういけど、やっぱり悪いものとは思いたくないのよねぇ。
殿下いいやつ!

amzn.to/3WRkXy3

2022年、非BL小説部門のマイベスト作品でした!
最終巻(7巻)の読了ほやほやなので余計そう感じるのかもしれませんが……!

あまり派手さはなく、しみじみと沁み入る低温の作品ですが、内包されている熱量は高かったです。

男女バディ、少女冒険劇、群像劇、大河、あたりの要素お好きでしたら、ぜひぜひ〜!

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