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カフカ同行クエスト嘘か誠かゲームあまりにもよくてYouTubeで全回答パターンをみた。真実も嘘も一つずつ相手に渡し、同じように一つずつ受け取る。「君は私のことをどう思っているの?」「君はまた私に会いたいと思う?」カフカからの質問は二つとも主人公ちゃんへの愛着に溢れている……
ゲーム内での初見時にもなんとなく引っかかっていたけど、こうして全パターンを見比べてみるとカフカはこちらの嘘は確信を持って見破っているが自分から嘘をつくのはあまり得意ではない、ということが分かります。それは同時に、わたしから失われたカフカとの時間の厚みを知ることでもありました。カフカはわたしの記憶に欠落があることをアドバンテージにしてわたしの心だけを攫っていったとも言えるし、ルールを明示してゲームにしなければ思い出話すらできない人なのだとも言える。こんなに嘘がへたなのに。手がかりはカフカその人にあるが、それを判断できるほどの積層をすでにわたしは失っている。「君は私のことをどう思っているの?」好きだよ。「君はまた私に会いたいと思う?」もう会いたくない。嘘と誠で伝えたわたしの本当に、嬉しそうに笑うカフカを不思議に思います。カフカ、あなたのことが好きで、何度でもあなたに会いたいのは、わたしの方であるはずなのに。

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