ものすごい死ネタ(あまりに救いがないので没)
ゼノスとの戦いでひろしが帰ってこず、しばらく呆然とするもバルデシオン委員会として役割や仕事を与えられてどうにか持ち直したように見えたラハ
しかしある日、委員長代理のクルルに休暇が欲しいと申し出てくる
どうして?と問えばクリスタルタワーの封印にちょっとした異常が見られるからとラハは答え、これを持っててくれと自身の魂と記憶を込めていたソウル・サイフォンとレポートを渡す レポートはアラグの歴史など記憶継承術によって彼に刻まれた記憶のおそらく全てが記されているものだった
それを遺書だ、と直感してクルルは真っ青になり、どうにか止めようとするもラハは心配性だなと笑って躱すばかりで手応えはない
それならと一緒について行くものの、そんな日に限ってモードゥナの妖霧は濃く、また見たこともないような魔物がクリスタルタワーの周辺に現れて苦戦を余儀なくされる 応戦する中でラハが自分が囮になるから助けを呼んでほしいとクルルに告げ、魔物を引き連れて妖霧の向こうへと走り去ってしまう
急ぎレヴナンツトールに戻って助けを求め、クリスタルタワーの元へ戻ると、何故か霧は晴れており、魔物もラハの姿もどこにも見当たらなかった
クリスタルタワーだけが変わらない美しさでそこに佇んでいた