FIIO BTR17
FIIO の Bluetooth レシーバー、BTR17 を入手しました。
BTR7 の後継機種です。今回は回転式ノブが付いて、ボリュームや設定に使えるようになりました。ボリュームノブが付いているのは便利です。
スイッチを入れると赤いFIIOのロゴが出て、らしいなと思います。
スイッチを入れてから、Bluetooth 接続して音が出るようになるまでの時間が短く、反応速度が良いのが印象に残ります。今までの機種と比べても大きな進歩だと思います。
写真にあるような LDAC を使おうと入手したのですが、Xperia 1 VI と接続したら新しいプロトコルの LC3 で接続されます。48KHz なのですが、これが安定していて音もいいです。Xperia の設定から LC3 をオフにすれば LDAC も使えるのですが、あまりその必要性も感じなくなってしましました。正直なところ、LDACってよく音飛びする印象ですし…
ヘッドホンの SONY MDR-MV1 やイヤホンの LETSHUOR Cadenza4 を鳴らしても音が良いと感じます。
底面にはUSB-C端子が二つあり、左側が USB、右側の赤い方が Power-In となっています。内蔵バッテリの充電はどちら側からでもできるようです。
右側には PC-BT-Phone の動作モード切り替えスイッチがあり、モード設定はわかりやすいです。Phoneでは内蔵バッテリはUSB端子からは充電されないようです。
また、右側には Desktop モードの ON/OFF スイッチがあります。これをONにするには、USB端子から電力を供給する必要があるようです。同じく Desktop モードのスイッチがついている DAC の FIIO KA17 では電力用の USB 端子の接続に関わらず ON に設定できたのですが、BTR17 ではそうはならないようです。
また、KA17 で Desktop モードを ON にすると大きな音質の変化があったのですが、BTR17 では低音域が少し強化された感じはするものの、そんなに大きな変化ではないように思います。
BTR17は軽くて小さいですし、スマートフォンにドングル型DACをUSB-Cケーブルで接続した時よりも気軽に使えます。それで、音質もDACで使った時と比べてそんなに遜色もありませんから、とても便利だと思います。
注文して届くのを待っている FIIO BT11 がくれば、LC3 よりもさらに新しいプロトコルの aptX Lossless も使えるはずなので、さらに良い音で聞けそうです。