DENON PerL Pro

DENON のワイヤレスイヤホン PerL Pro を入手しました。

Sennheiser の MOMENTUM True Wireless 4Apple の AirPods Pro で音質の補正がとても効果的で良い音で聞こえるようになったので、PerL Pro の個人に合わせてプロファイルを調整してくれる機能を試してみたいからです。

5万円くらいするイヤホンなのでなかなか手が出なかったのですが、最近のAmazonのセールで2万2千円を切っていました。価格.com の価格遷移が上のグラフなのです。2023年7月の発売の後は定価でしたが、今年の春頃に4万円くらいまで下がったあと、8月のセール、そして10月のセールでは3万円くらいになっていました。それが今回は2万円くらいになったので入手することにしました。

届いた箱は案外小さく、ケースも含めてコンパクトにできています。イヤホン本体は円盤部分が大きいのもあってちょっとインパクトのある形です。いつもの Xperia 1 VI に Bluetooth 接続しましたが接続は安定している感じです。音も鳴らしてみましたが、まあ普通の感じの音です。

DENON Headphones アプリを開いて上の+を押してプロファイル設定を始めます。まずフィットテストがあり、下図のように両方ともグリーンのチェックマークが現れるようにする必要があります。

これが私の耳の場合はこのチェックは厳しくて、なかなかグリーンになりませんでした。この辺りは耳の形による個人差も大きそうです。結局、イヤーチップはいつもの Eletech Baroque に交換しました。

Baroque のサイズも M や ML も試したのですが、結局 L にしてやっと両方ともグリーンになりました。チェックが厳しいのは、安定した装着を達成するために必要なプロセスなのでしょうね。でも、これでこのイヤホンを安心して使えますし、他のイヤホン向けにチップを選ぶときの装着感の基準にもなる気がします。逆に、最初は PerL Pro の装着感は良くない気もしていたのですけれど、このチェックを通過してからは装着感も良く感じるようになりました。耳の形との相性が重要なようです。

そのあとはプロファイル作成に進みますが、ここではピピピという音をしばらく聴くことになります。ただ待っているだけで時間もそんなに長くありませんが、なるべく静かなところで動かず、喋らずに測定する必要があるようです。

それで得られたプロファイルが下の図です。以前に AV Watch の記事「“音のパーソナライズ”は本当に効果ある!? デノン「PerL Pro」編集部4人で測定してみた」で見た編集部の皆さんのプロファイルともだいぶ異なりますし、あと、左右でだいぶ違いもあります。フィッティングの時も右側はチェックがつかなかったので、その様子とも関係があるのかもしれません。

これで補正をかけないニュートラルと、プロファイルに基づいて補正をかけるパーソナライズを選んで再生できるのですが、その効果は劇的です。これまで飽きるくらい聴いてきたアルバムを聴いても、楽器の音やボーカルがクリアに聴こえて別物に聴こえるくらいです。色々なアルバムを聴いて楽しめそうです。

パーソナらいぜーションによる補正を期待して DENON PerL Pro を入手しましたが、その効果は十分にあったように思います。しばらくは、これでいろいろなアルバムを聴いて楽しめそうです。

#DENON #PerLPro [参照]

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