キング・クリムゾン・コレクターズ・クラブの最後のリリースとなる『Live in Montreal』 が届きました。
国内のCD店で扱うのを待とうとも思っていたのですが、結局は DGM Live Store にオーダーしました。
パッケージはCDとDVDのセットになっています。番号は49と50の二つが打たれていますけれど、49がCD、50がDVDということでしょうか。
DVDには、1984年7月11日の演奏が、音声のみですけれどファーストショウとセカンドショウの両方が18曲ずつ収録されています。また、トニー・レヴィンが撮影したバックスステージや演奏中の様子が少し入っています。これをみて、初めて会場が野外だったことを知りました。
この二つのショウから曲を選んでビル・ブルフォードがキング・ビスケット向けにミックスし、のちに同じ音源をロバート・フリップとデヴィッド・シングルトンが公式ライブ盤「Absent Lovers」向けにミックスしたとブックレットにあります。
「Absent Lovers」には18曲が収録されていますけれど、この日に演奏したのはこの18曲が全てだったようです。
CDには11曲が選曲されています。DVDもCDもサウンドボードなので音は悪くはありません。ただ、公式ライブ版とはだいぶ違った音に聴こえるので、ミキシングの効果はかなり大きいのだと改めて思いました。また、曲目やアレンジは同じでも日によってフレーズは結構異なります。別バージョンとして聴いて楽しめそうです。
キング・クリムゾンのバンドとしての活動はもうなさそうですし、あとは日本公演の最終公演のライブ映像がリリースされるくらいでしょうか。