新世代となる第3世代の平面ドライバーを用いたイヤホンである Letshuoer S08を購入しました。
ちょっと前に Letshuoer Cadenza 4 を入手したのですが、これは全音域で滑らかでスムーズな音のするイヤホンです。Letshuoer には S15 や S12 といったシリーズのイヤホンがあるので、Sシリーズの音を聴いてみたいのと、新世代の平面ドライバーを使っているとのことなので音を聴いてみようと思いました。
金属製の筐体は小さめで装着感は良いです。ケーブルは 3.5mm と 4.4mm ジャックの交換式で、ネジで固定できるタイプです。
音を聴いてみると、平面ドライバらしく分解能が高くて音がくっきりしているのに低音域の量感もあります。このあたりが新世代ドライバの効果なのでしょうね。音が滑らかな Cadenza 4 とはまた異なる、新しい世代であることを感じさせます。
1DDであるためか、低音域の量感に比べると中高音域はやや控えめな感じです。そこで、ケーブルをちょうど入手した NICEHCK 5A Plus に換え、イヤーピースは AZLA SednaEarfit MAX にしてみました。
低音域に特徴があるサウンドの良さを残したまま、中高音域の明瞭さが上がりました。リケーブルは組み合わせによっては元のサウンドの特徴が生きないこともありますけれど、この組み合わせは良かった感じです。
平面ドライバーが新世代となったので、これから S12 や S15 といったモデルも更新されてゆくのかもしれませんね。