フロイトにおいて、前性器的な部分欲動とエディプス以降の性的リビドーの違いがどこにあるのか？ と考えると、前者はオーガズムに関連しないといったことが挙げられる。
エディプスの導入は言語の獲得なので、雑に言えば句点とは射精である。
千葉雅也氏みたいな倒錯一元論だと、両者の区別が曖昧になるわけで、ちょっと。エディプス以降なら神経症者だろうが倒錯者だろうがファルス享楽がベースにあってそれは本質的に倒錯的というのはまあいい
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ラカンに殴られそうだが前ファルス的享楽を考えられない訳ではない。部分欲動の享楽でありその座は主体ではないけど。
端的に自分の意思に関係なく身体が動くような場合、他者の享楽であろう。貧乏ゆすりとかチックとか汚言症とか(汚言症はややファルスに接近してそうだが)。
我々は無意味に自動的な機械として喋っている(だからそれが他者の享楽)のだが、それを意味の世界から見ると享楽が見出される
まあだから、事実上ないかも、他者の享楽
我々が喋るのも他者の享楽的な面があり、あるからこそ、想像的な自我はそれを他者に自らの享楽が奪われていると錯覚する。