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2024年3月

第二だか第三だかの人生を始める僕を朝日が見てる

五時間目終わりに遊ぶ デートじゃない エレベーターの「ごかいです」蹴る

ひかりって壁にぶつからないと終われない春の命みたいだね

春風にさらわれたことにしたいTodoリストの真知子巻き

五年十年十五年前に散らしたわたし花手水に沈む

水面で波を駆るさかなハマナスの群落性を謳歌している

カモメの目つばさのうらがわ胸毛が見えても地面の方が近い

味噌汁がしょっぱくて麦茶を飲んだ言わないことを優しさと読んだ

いつからと薬の輪ゴム数えずに忘れるくらい私の血肉

歴戦のスマホについたキズにだけ集まる光と桜の影

流すなら綺麗にしたい恋『笹舟のお仕立て承ります』

短歌マガジン(次世代短歌)
毎月短歌・現代語・2月の自選短歌部門(淀美佑子さん選)
【火の輪賞】を頂きました🎉

義理チョコで渡したパッケージのフィルムは透明度の高いかなしみ/戸田静

短歌じゃなくて詩っぽくて悩んだんですけど、自然に出てきたものほど弄ると良さがなくなってしまうのでそのまま出しました😊

⬇選評
note.com/yodomi666/n/n07f1ed48

⬇短歌マガジン(次世代短歌)
mag.kotobadia.com/

五時間目終わりに遊ぶ デートじゃない エレベーターの「ごかいです」蹴る/戸田静
twitter.com/fukamie/status/176

あおは君そのものである みどりに軽蔑されてもそうである(べき)

義理チョコで渡したパッケージのフィルムは透明度の高いかなしみ

傷ついた僕を見てまた傷ついた鏡を傷つけたのは僕だ

『どこからでもきれます』は音より速く点線にはためらいがある

読点を信じてきざむ唇 いちご、いちおん、あなたと、わたし

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2024.01

出来ること何もなくても出来ること両手があって良かったことは
神様は持っていますかなにもかも上手くなりたいに効く漢方
憧れの背中が教えてくれた だれの空にも未来がふること
続編十年待ってた私もわたしを諦めなくて良かった
欲しい物 瘡蓋剥がしを辞める勇気 未来を作るための今日
こんなにも未来を信じてみたくなる今夜は二時間早く寝る
栄養価期待しがちの納豆に覚悟の朝を混ぜてトースト
ふくふくと鳩がひなたで丸くなる 前世はきっと愛された猫
あるがまま言葉をつまむ指の腹いちごの色が付くまでは今日

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