◆空と大地の歴史館(千葉県成田市)
1960年代の成田空港設置への反対運動、いわゆる成田闘争に関する資料を展示。
空港設置以前から成田闘争、そして開港後や現在に至るまでしっかり展示している。こういう施設を作る時点でちゃんと歴史を伝えようというやる気が感じられるしおすすめ。
闘争の中、22歳で自殺した反対派の男性の遺書は特に見た方がよい。空港問題なんかなかったら自分も奥さんをもらって農業やって生きられたんだろうな、みたいな文があり、かなりしんどかった。しかも22歳…。
我々は一体いくつの人生を犠牲にしながら便利さを享受できているのか…。
見れば見るほど、そりゃ説明もなしに自分の生活を破壊されたらそうなるやろ感がすごい。コンセンサスを得る重要性がよく分かる。
#ミュージアム巡り記録