日本企業の東電が原発事故を起こし、国内外の反対意見もあった不完全な処理水の海洋放出を強行した因果を全てすっ飛ばしたうえに、あえて「中国による…輸入禁止措置により…」と言い放っていたのが北海道知事鈴木。通りがかりの店頭で見つけて、あまりにひどかったので記録しておいた(2023年10月頃)。
フォロー
北海道知事といえば、夕張市長時代の2016年に意味不明の「攻めの廃線」と言って夕張支線の廃止(2019年)を決定したあと、道知事になり道内の路線を「攻め」て冷遇し続けた。今後も根室本線(2024年)、留萌本線(2026年)、新幹線延伸時に函館本線、の各区間廃止が決まっている。代替バスの運転手確保すら困難なこの先、「攻めの廃線」言い出しっぺがその影響や責任をどうとっていくのか見ものですね。
移動も権利。赤字ローカル線を沿線自治体に押し付けるようにして、地域の公共交通の存廃(おもに廃止)を一時の損得で方向づけるのはやめるべき。「攻めの廃線」じゃねーよ、と北海道のみならず全国スカスカにしてしまった公共交通網を見て思う。公共交通も貧しいよね、このクニ。
日高本線も根室本線も豪雨被災したまま何年も放置！して廃線にしたけど、今回の能登地震の初動や救援の遅れともつながっている、この国「見捨て方」だと思う。