飲食店で差別会話がフツーに聞こえてきた話
空いた店内で高齢男性客が「(おそらく観光客の)中国人がー」云々と話し始めたので嫌な予感しかしなかったけど、よりにもよって高齢女性店員が相槌を打つように「中国人は何をするか分からないからこわいね、気をつけてえ」って言いながら配膳したんだよね。ここまで差別と憎悪が染み込んだ日常会話が少し離れた席まで聞こえてくるんだから恐ろしい。なんならこっちにも聞こえてもいいと判断してあえて大きな声で喋ってんのか?とも思ったほど、もう絶望的。
そうやって関東大震災の時に朝鮮人や中国人を殺しまくって、逆ギレして忘却してきたのは私たち日本人ですよ。
…とは言えず、食べかけのまま飛び出すでもなく、差別や憎悪発言を平然とするような人らに問題を理解させるにはどうしたらいいのか考えていたら、どんどん最悪の気分になって店を出た。
飲食店で差別会話がフツーに聞こえてきた話
大久保のヘイト飲食店の差別画像を見て思い出したが、私が嫌な思いをした店が閉店してた。客の差別発言をやんわりと否定するでもなく同調したからね。私たちや他の客がいる前で。最後が最悪だったから後味も気分も悪いままだ。