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ここ数年、自分の容姿に関するコンプレックスが解消されつつあるなと思ってた。自分の顔やからだを「かわいい」「きれい」「整ってる」とは思わないし、好きでもないけど、嫌いでもない。
もう少しまつげが長ければ、二重だったら、首が長ければ、下っ腹がぺたんこだったら。細かい「こうだったら」は挙げ出したらきりがないけど、まあでもしょうがないか、くらいのトーン。憎んでも呪ってもいない。
服にはあまり興味がないけどコスメは好き。まぶたや爪がきらきらしているのは嬉しいし、まつげが好きな色をしているのにもテンションが上がる。
そんな感じで私なりに心地よく過ごせてた。

でも今回の件を受けて、ご飯屋さんでマスクを外したときに「誰かに笑われるかも」なんて考えが頭を過ってしまった。そのまま芋づる式に、特に10代の頃の嫌な記憶がわらわらと。
顔にある大きいほくろを揶揄われたこと(ホクロマンと呼ばれてた)、自転車での帰り道に直接知り合いじゃない先輩に笑われたこと、男子に「お前は横にでかいからな」と言われたこと、美術の先生に黒板いっぱいにデフォルメされた似顔絵を描かれてそれがクラスメイトに広まったこと、母親から名前を呼ばれた回数より「デブ」と呼ばれた回数の方が多いこと(これは現在進行形)。

大丈夫だけど、大丈夫だけど大丈夫じゃないな。

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