フォロー

アクションゲームには、せっかく提示した色々な課題やテーマを、アクションの気持ちよさで解決してしまうという問題があると思っている。アクションの気持ちよさと達成感が、作品が示す複雑で重いテーマがもたらすプレイヤーの葛藤を、拭い去ってしまう。破壊への疑問というのはゲームで度々取り上げられるけど、アクションの気持ちよさは多くの場合その疑義に打ち勝ってしまう。ただ、ヨコオタロウ作品はそういう意味でアクションが気持ちいけど倒すのが気持ち悪いを上手に感じさせているし、宮崎英高作品はストーリーの意味不明さでプレイヤーの達成感を打ち砕いたりしていて、やり方は色々あるのだと思う。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。