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グッドオーメンS2はもちろんオタクとしては楽しかった(悲しかった)し、BBC系列のブロマンス作品が抱えるホモフォビアの問題を、まさにブロマンス的な作品として作られた内部から克服しようとしたり、カップリングを作ろうとすることの問題への自己言及があったり、複数の関係を描くことで解釈が開かれた関係が保守的に読まれることを避けていたり、良いところもあったけど、
ただ一方で同性愛とキリスト教の関係に対する皮肉が一つも飛ばされなかったり、諸々前シーズンより脱政治的な感じがして(幕間的な作りだから意図的ではあるだろうけど)クィアを扱う手つきとしては結局萌的な感性が優先されすぎではと思ったりしちゃった。
その上で、天使と悪魔というバイナリーな対立が、男女というバイナリーを崩している点には注目するべきなのかもしれない。

いやでもさぁ……あの死体発掘人に対する善行の話とかさぁ……ああいうクロウリーが地獄にいることでずっっっっっと危ない橋を渡ってきてるのアジラフェルは見てきてるんだよね〜〜はぁーーーーーー!!!(キャラ萌えの話)
やっぱりクィアのことをやるにはいろんな関係を示そうっていうのを意図的にやってるのは良かったよね。とはいえそれはそれでカップル主義っぽさがS1から継続してるので悩ましいけども。

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