まず前提として「似ている」ことは著作権違反の要件じゃないのよ。これが意匠権や商標権なら似ているだけでもアウトだけど,著作権は「他人の空似」があり得る。だからこの記事のタイトルは多分にミスリーディングと言える。ちゃんとパクったって書けばいいのに。
まぁ,美術作品に関しては「似ている」ことは著作権違反の傍証にはなるだろうけど。でも,たとえ完全一致でも「似ているだけ」と言い張れば,訴訟にはなるだろうけど,最終的に責任を下っ端に押し付けるにしても,上の方は「知らなかった」と一応言い訳は立つ。
で,記事を読むと「承諾を得ていない可能性が高い」とかほざいていて,つまり上層部から下っ端まで最初からパクる気満々だったわけだ。こういう大きなお金が動くプロジェクトで誰かの既存作品を使うなら最初から当人をプロジェクトに組み入れるだろ,常考。
だから「不注意によるもの」などという言い訳は完全に欺瞞。まぁ「大阪人のやりそうなこった」とは思ったけどね(←偏見w)
>大阪IR事業者、イメージ図めぐり謝罪 奈良美智さんらの作品と酷似:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASR4K5PYNR4KPLFA007.html