「インターネット老人会」が何時までを指すのか知らないけど,今の年配者で昔からネットをやってた人って大概パソコン通信かNNTPだろ。 Web 以降なんてホンマに十把一絡げな印象なんだけど。
いわゆるイノベーション理論でいうところの early adopter と呼ばれる集団が Nostr や Bluesky のようなものに飛びついているわけで,その後に私のような early/late majority が追いついてきてようやくサービスとして回せる道筋がついていく。まぁ,その頃には early adopter は別の場所にいたりするのだがw
2010年代の Web はそういうサイクルが停滞していた時期とみなすこともできる。どんなサービスもスマホアプリから見れば似たりよったりで,全体的に画一化・マンネリ化しちゃってるのな。「どこも同じ」なら自分の居るところからわざわざ動いたりしない。
Mastodon だって Twitter のやらかしのおかげで,ようやく early/late majority 集団が目を向け始めたところだろう。そこまでたどり着くのに5,6年かかったわけだ。そのくらい人が動かない。
ゼロ年代のように話題性でユーザをかき集めて短期に荒稼ぎして大手企業に買収してもらって「あがり」という構図は成り立たなくなっている。むしろ初期に話題性が先行しすぎるサービスはかまえてしまうんだよな。そういうのって大概は詐欺か,さもなきゃ欺瞞だし。 NFT みたいなw