相馬純平 @soujunp@fedibird.com

>「2千万円は、非公認になった私たちが願ったものではありません。勝手に振り込まれてきて、今になって政治資金だと言われても、ただただ困惑するだけであります。私は返すつもりです」

小田原潔（東京21区、1,240万不記載）、報道されてからこんなこと言うの、ダサすぎだろ

> 「報道が出るまで、振り込まれていることを知らなかった。

んなわけあるかよ

「迷惑だ」「返したい」自民党本部からの2千万円、非公認候補が批判
https://www.asahi.com/articles/ASSBS33CSSBSOXIE02NM.html

福島核災害の国の責任を問う訴訟に戻るが、2022年6月17日の判決では裁判官4名のうち3名が「責任を問わない」、1名が「責任がある」とした多数決の結果である。責任があるとしたのは三浦守裁判官、問わないとしたのは菅野博之裁判長、草野耕一裁判官、岡村和美裁判官である。菅野裁判長はその後退職、今は東京電力に関係のある弁護士事務所に再就職している。草野、岡村の両裁判官は、東京電力と関係の深い大手弁護士事務所出身の裁判官である。残念なことに、三浦、草野、岡村裁判官のいずれもが今回の審査対象ではない。草野と岡村に太字でバツをつけ、三浦裁判官の欄を空白にする、その意志を示すことが叶わなかった。

余談になるが、樋口さんは次のように述べている。

引用：裁判官の能力は自らが書いた判決の質の高さによって示されることは言うまでもない。優れた判決を書くには高い能力が必要で、裁判官である以上、定年その日までその能力を磨き続けることが求められる。

…そのうえで上の三名の裁判官は「すぐれた判決を書く能力が欠けて」いたと、論評する。

引用：
①原発は常に人の管理を要し、停電しても断水しても過酷事故になり、②人の管理を外れ事故になったときの被害の大きさは想像を絶する。この①と②が原発の本質である。福島原発事故は地震や津波で原子炉が壊れたわけではなく、地震で外部電源を失い、津波で非常用電源を失ったことで、すなわち停電しただけで「東日本壊滅」の現実的危機に陥ったのである。

二〇〇二年に文部科学省の地震調査研究推進本部（以下「推進本部」）は、福島県沖で津波を伴う大地震が発生する可能性があると発表した。［中略］
東京電力も国も原発が停電しただけで過酷事故に至ることも、外部電源が地震に弱く、地下にある非常用電源が津波に弱いことを知っていただろうし、また、当然知っていなければならなかった。

「最高裁に告ぐ」樋口英明、　地平2024年11月号

：引用終わり

「地平」11月号の樋口英明さんによる福島核災害の国の責任を問う訴訟で、最高裁の「責任を問わない」とした2022年6月17日の判決に対する批判の文章。あいかわらずの名文である。樋口さんは、大飯原発運転差止請求事件で差し止めの2014年5月21日の判決を下した裁判長で、この判決の「当裁判所の判断」の文章があまりに名文なので私も翻刻したぐらいである。高校の教科書に掲載したらよいのではなかろうか。

https://kmiura.hatenablog.com/entry/2014/05/21/210354

それはともかく、核災害の国の責任を問う裁判に関して樋口さんは次のように述べる。