CODE コードから見たコンピュータのからくり 第2版 | 日経BOOKプラス
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第1版が出たとき気になってそのうち読みたいなと思って今に至るな本。最初の懐中電灯のくだりは覚えていて、本屋か図書館でちらっと眺めたんだったかな……。

第1版ではCPUについて盛り込めなかったのが残念だったらしく、第2版では100ページくらい追加して書いたとのこと。

p58

> この問題を解決したのは懐中電灯ではなく、昔の電信機に利用されたカチャカチャと音を立てる単純で地味な装置だった。だが、その装置からコンピュータが生み出されたのだ。

p90

> そう、リレーは、電信博物館に置いておくにはあまりにももったいない発明だ。

p211

> パンチカードには文字を表現する方法に影響を与える実用上の問題がある。穴を多く穿ちすぎると、カードの構造的な強度が失われて裂けてしまい、機械を詰まらせてしまう可能性があるのだ。

p259

> ロバート・ノイスの言葉を借りれば、「ナノ秒に慣れれば、コンピュータの操作は概念的にはかなり単純だ」といえるだろう。

p411

> 次章からは、論理ゲート、フリップフロップ、加算器、ラッチ、トライステートバッファなど、すでに紹介した基本部品だけを使用して、インテル8080の構築に挑戦する。

> しかし、この野心的なプロジェクトは完成しない。私のバージョンのインテル8080は、本物ほどパワフルにはならない。それでも説明を終える頃には、読者はコンピュータの内部で何が起こっているのかを深く理解するだろう。

p491

> これで、これまで3章にわたって構築してきた8080マイクロプロセッサのサブセットが完成した。

フォロー

p570

> ビル・ゲイツとポール・アレンが Altair 8800 用の BASIC インタープリタを書くことを決めたとき、彼らはまずハーバード大学の DEC PDP-10 メインフレームコンピュータ上で動くインテル 8080 エミュレータプログラムを書き、その上で BASIC インタープリタをテストした。

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