「おだやかな革命」という映画は、私には非常に面白かった。
現在の自分の関心に引きつけて言うなら、これから先、日本人は生きるために必要なエネルギーをどうやって賄えば良いのか、という問題について、都会の住民は絶望するしかないだろうけれど、田舎であれば何とか出来るかも知れない、その方法についていろいろと試してみた人たちのドキュメンタリーです。
太陽光発電、風力発電、小電力水力発電、木材を燃料として利用すること。
うちの集落では何が出来るだろうか、と考える。
水力発電は難しいだろうなということは、ずっと前から思っている。うちの集落は、山奥の寒村なのだが、谷が浅くて、水量が非常に貧弱なのだ。水田の用水にも困るぐらい。
太陽光も期待できない。うちの家なんか、10時にならなければ陽光が射さないし、3時を過ぎれば太陽が西の山に沈んでしまう。そういう谷間の村だから、風も割とおだやかだ。
うーん、どうするんだろうね。