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田舎は人口密度が低いが故の社会的コストがけっこう大きい。

例えば、最近は訪問看護・訪問介護のサービスが増えているけれど、一人のヘルパーが一日に何人を訪問できるか、ということを考えてみると分る。田舎は移動にかかる時間が長くなりがちで、都会に比べて効率が悪いのだ。

それはもう何かにつけてそうなのだが、一番問題なのは、病院や診療所などの医療と、小中学校レベルの教育かな。

とにかく費用がかかるという理由で、田舎の市町村は、病院・診療所・学校を統廃合しようとする。

何言ってんだ、バカやろう。採算が合わなくて何が悪い。そういうものは社会の基本的インフラ・サービスなんだから、赤字になって初めて一人前だろ。アホか。

と、私は言うのだが、そういう言い分にも限度はある。財源が限られているのだから、人が多い場所を優先して効率的に金を使いたいという理屈も理解せざるを得ない。

私がもう一つ心配しているのは、上下水道だ。今はまだ顕在化していないが、数年後には設備更新が大きな問題になるのではないかと恐れている。都会ですら老朽化した水道施設の更新が問題になっているときに、田舎が無事に済むだろうとは思えないのだ。

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