芥川龍之介『歯車』から、好きな一文。
私の先月の心境はまさにこれだった。あの小説の混乱ぶりも自分に合致していた。内容は苦しいがこうして他者によって言い表された心境、表象とその反映が自分にぴったりくる場合、心のどこかでホッとする部分もある。
この栞は確かminneで、昔購入したもの。
好きなバーを聞かれた。
一番落ち着いてお酒を飲めるところはどこだろうと考えた結果、新橋の第一ホテルのラウンジ21(バータイム)かなと思った。
あそこの窓際に座ってぼーっとJRの線路を眺めていると、色んなことがどうでもよくなる。
バータイムしか行ったことないので、昼間の雰囲気は分からないが、とにかく夜景は良い。
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/dhtokyo/contents/restaurants/lounge21
H3ロケットF2の打ち上げはやはり延期に。雷△は厳しい。
地元や漁業者との調整もあるので可能な限り早く上げたいはずだが、16日はどうなるだろう。明日発表かな。https://fanfun.jaxa.jp/visit/tanegashima/weather/weekly.gif
H3ロケットテストフライト2、今になっても15日午前の天気が微妙なままだ。これは延期かな。
あってはならない雷に△マーク予報。
これを買った理由は、さまざまな機能を統一させ、鞄の重量と嵩を減らしたいということに尽きる。
近年、持ち歩く機器・ガジェットが、用途別にかなり増えた。
もともと仕事のパソコンなどの機器は常に持ち歩かねばならない。緊急呼び出しがあるかもしれないからだ。
そのせいで鞄がとにかく重い。
仕事のものは減らせないが、DAPやカメラなど私用ガジェットで減らせる物は減らしたかった。
Xperia 1Vのカメラは2層トランジスタ画素積層型が売りらしい。
要するに、従来の面積方向を使う向上戦略が技術的に限界に達しつつあるため、高さ方向で向上させる戦略を追加採用したということだろう。さすがに綺麗で暗所も安心だった。
音楽はDAP並みとは言えないが、スマホスピーカーとしてはかなりいい音だとも感じた。
ゲーム性能は検討上、優先順位は高くないがSnapdragon8gen2なので全く問題ないだろうと思う。
ほか発熱の改善など、さまざまな口コミ評判を参考にした。
音にこだわらなければ高すぎる端末だとは思う。
それにしてもソニーのmora qualitasのサ終は非常に残念だった。
同サービスなき今、サブスク音質ではAmazon Musicを選ばざるを得ない。
震度が防災意識の向上につながっているとは思うのだが、能登の地震で高い震度と実際の被害の対応との問題が再び浮上したように思う。これは防災対応につながる問題なので考える必要があるのではないか。
震度は現在、地震動の時刻歴データから機械判定する計測震度が採用されている。しかし過去の複数の地震災害において、震度6や7の高い震度と実際の被害(建物被害など)が対応していないとの声があがり、気象庁でもかなり前にこの問題点に関する検討会が行われていた。
気象庁の検討会からは10年以上経っており、最適な指標について再検討した方がいいのではないかと思う。
Xperia 1Vが値下がりして17万9300円になったので、買うことにした。
アスペリティの用語が避けられるようになったのは311から。しかし、一概に死語だとも言えないところがある。
あの地震では海溝軸付近の超浅いところまでずるっとすべったにもかかわらず、浅い場所で強震動が生成されなかった。
つまり、すべり量大の領域と強震動生成域が一致しないという実例になった。
それまでアスペリティは大すべり域、強震動生成域、応力降下量大の領域が一致するとの解釈のもと、政府の地震本部では「震源断層の中で特に強い地震波を生成する領域で、すべり量が大きく応力降下大の場所」の意で使われていた。
311後は強震動生成域と区別するため大すべり域などの用語が使われている。
ただ、研究者によってアスペリティの使い方に違いがあることは確かで、議論の際にはまず、その人の用語の定義など前提を確認することが必要と感じる。
例えばROISのM先生にとっては、アスペリティは地震本部の(昔の)意味と完全一致ではないだろう。多数の地震が起きる領域中の、相対的に強度が高いエリアとして用いているのではないか。
死語について考える機会があったので、以下つらつらと、思い付くまま書き出す。
地震学コミュニティではあまり使われなくなった用語として近年は:
311後→「アスペリティ」
熊本地震後→「余震」(気象庁は一切使用しなくなった)
--があった(アスペリティ忌避派と、アスペリティ理論はまだ死んでない!派があるようだが)。
ああ、あと「プレスリップ」か。
東海地震説を基にした旧大震法が終わったのに伴って、ほぼ聞かれなくなった。※南海トラフ大地震に置き換わり、その発生には多様性があるなどとして。
地質学分野だと何があっただろう。挙げるならグリーンタフとか?
近年というかだいぶ前だけど、洪積世、沖積世という言葉が国際規定に合わせて死語になったのに伴い、地理分野の「洪積台地」もほとんど使われなくなった。
あとは「フォッサマグナ」とかかな(科学者コミュニティの外では使われているようだが…(^^;)。
それと「氷河期」とか。
それから、「始原山岳」や「二次山岳」。
新生代の第三紀と第四紀の言葉の基となった用語(Arduino, 1760年)だったが、層序の実態に合わないことが分かって使われなくなった。
第三紀と第四紀は用語として残ったので、この数字が何のカウントかパッと見でよく分からないという事態になっている。
仕事の七つ道具が入っているポーチ。
日本スエーデンという会社のエンベロープシリーズのMサイズだが、くたくたで使い勝手がよい。何年使ったかは忘れた。相当長い付き合いのはず。
https://nihonsweden.official.ec/
ジッパーに付けているのはQ-potのハート型チョコレートのチャーム。最近はあまり買ってないが、一時Q-potのアクセサリーにはまって色々集めていた。チョコレートはマカロンよりも目立たないところがよい。
もうすぐバレンタインデーだなと思って、何となく撮った。
使用しているカッパープレートカリグラフィーの教本。和書ではこのタイプを体系的に詳述した教本がほぼないので、洋書から探した。
ペン、ペーパーなどは九段下に専門のショップがあるが、入手できるところは多くない。バリエーションも限られる。たまに丸善の輸入品催事でガイドライン付きペーパーが販売されているので、タイミングが合えば買う。
「科学なんて分からない」と何故か自慢気に言う先輩。彼に「…とみられる」とか「…を示唆する解析結果」とか、科学的成果の推定表現が何だかはっきりしなくて気持ち悪いと言われた。
地震の科学で直接見られない何かを断定できるとしたら、それはずっと後になってからですよ…。
例えば震源断層の全貌なんて直接見られるわけじゃない。断層長は古典的な松田式(1975年)、logL=-α+βMで計算して推定する。
この式は国の長期予測や最大クラスの地震想定などでも使われ続けているが、経験式だ。陸地だって全部掘り返せるわけじゃないし海底下なら間接的に探査するしかない。
しかも松田式はもともと内陸の起震断層とマグニチュードの関係式で、長さ20~80kmまでの事例に基づいている。その適用性を考慮した上で、さらにα、βの係数を決める際に信頼性を確保しなければならない。
直接見られるわけじゃないからこそ、何重にもプロセスを通してそこから最も確からしいものを判定せざるを得ない。
科学一般においてもある論文がその後否定されることなんていくらでもあるわけで、「要するにどうなの」という答を出すには時間がかかる。真理は即時性とは相性が悪い。
ということを言いたかったが、非常に疲れていたので「そうですか」とだけ返答してしまった。
読書と音楽が好き。
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自己紹介:前は某理学系研究科。今は民間で長時間労働。調査等。地震・火山学、数論や進化生態学も大好き。趣味に割く時間の捻出が悩み。
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