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新山口駅で帰宅難民、非常食配布との話が流れてきたので、自然災害の発生を取りこぼしたのかと朝から肝が冷えた。

色々見たところ、どうやら男性アイドルのツアーか何かで、終電に間に合わなかったファンが大量発生したとのこと。事態の予測は不可能だったのだろうか。

帰宅難民は311などでよく使われた言葉だが、2年後の平成25年4月東京都が施行した帰宅困難者対策条例第1条の中で「帰宅困難者」という言葉が定義されて以降、そう呼ばれることが多くなった。(正確にはさらに前、昭和60年5月に発行された都防災会議の「多摩地域における地震被害の想定に関する報告書」に帰宅困難者の語が出てくる。しかし、これは都心から多摩に帰れなくなった家族を心配する在宅者の視点)
bousai.metro.tokyo.lg.jp/kitak
画像は都の帰宅困難者対策ハンドブックから。

都条例では帰宅困難者対策として一斉帰宅の抑制や一時滞在施設の確保、安否確認、情報提供体制整備,混乱収拾後の帰宅支援などが示されているが、これは地震、火災など大規模災害が対象だろう。

今回のような事態、しかも田舎の駅だとどうなんだろう。何か対策の公的枠組みはあるんだろうか。花火大会などの雑踏対策の方を調べた方がいいかな。基本的には運営者とファンで対策してほしいとは思うが。

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