今朝の仕事開始時、某生物系学会の登録者に配信されるメーリングリストを開けたら、唐突に「YO everyone 昆虫の繁殖くそヤバイ」
みたいなラップ?が始まった。
YO everyone まで読んだ段階ではもしかして迷惑メールかウイルス感染かなと思ったが、その後の歌詞を閲覧し、ただのマッドサイエンティストによる学術集会の告知だと気付いて落ち着いた。昆虫や蜘蛛の繁殖がテーマ。
リリックは「エブリバディあつまれ来々々、 yeah ATUMARE YO!」てな感じでしめくくられていた。
この手のぶっとんだ研究者にはしばしば巡りあってきたため、耐性ができている。
しかし歌詞の内容の濃さと韻の踏みかたなど、ラップとしてかなりよくできてると感銘を受けた。
ナナフシモドキについて「レアなあのオスいらなくない?」とか身も蓋もないことを問いかけてくるとか、
シロアリの階級社会やそこの女王と王を支える不妊カーストについて、異常な愛かノーマル愛なのか議論していたりだとか。
この集会は京都で近く開催される学会大会の関連として開催されるものだろう。
大会のホームページを見に行ったら、普通に真面目な感じだった(当たり前か)。
このリリックがごく内輪にしか披露されないのは残念なような、勿体ないような気もする。