@souji
従来の大企業のIT部門は、中小企業のIT部門と比べて、プログラム・スキルに強いコミュニケーション・スキルに弱いタイプの人材を許容できる構造をもっていました。 中小企業には、プログラムとコミュニケーションを分担する人的資源の余裕が少なく、両方のスキル向上が必要になるためです。しかしながら、構造をもっていることと、実際そうした傾向があるかは別の問題です。有名な外資系では、打ち合わせの半分が英語で行われており、採用面接も米国人による英語であるため、攻撃的なコミュニケーション・スキルの持ち主が多数派です。協調型や他者を理解する型のコミュニケーション・スキルに欠けるきらいがありますが、ワールド・ワイドでみると、攻撃的コミュニケーションの方が主流であって、協調型のスタイルはむしろ異端的です。議論の前に、コミュ症の定義を精査することが望まれます。