「特別展 古代メキシコ──マヤ、アステカ、テオティワカン」行ってきたー。待ち時間なしで入れてゆっくり見られたのでじだかり見てたら2時間以上かかりました。楽しかった!テオティワカンでは胡座は高貴な人物にしか許されないという話(その後見た像が胡座をかいてるとなるほど!ってなる)とか、マヤの暦展示箇所の壁にマヤの数字とアラビア数字の対応が0~19まで投影されててそれを見た後だと他の展示物の数字だけは読み取れるようになったりしたのとかが面白かったです。

個人的に好きな展示物、テオティワカンの蛇形エキセントリック(黒曜石を加工した祭祀具。竜のようなフォルムがかっこいい)・トランペット(巻き貝を加工したもの。浅く彫られた図像がなんかよい)・鳥形土器(発掘者とつけた「奇抜なアヒル」って名前がめちゃ好き)、マヤの円筒形土器(今でも通用しそうなタコ足みたいな妙にポップな模様しかもカカオ飲料を飲むのに使われてたとか完全にタンブラーでは?)・96文字の石板(全然意味はわからないけど文字の輪郭線がすごくなめらかで綺麗。優れた書跡を芸術品として愛でたという解説にも納得)・モザイク円盤(ものすごく細かいトルコ石のモザイクが素敵)、アステカのプルケ神パテカトル像(人間なのかそうでないのかみたいなデフォルメと写実のあんばいがなんか好き)・テスカトリポカ神の骨壷(浮き彫りの細かさよ……!)あたりでした。

アステカ、なんか勝手に古代文明な気がしてたけど実は14世紀頃からなのでなるほど表現もなんかこなれてる感じがあるわけだなと妙に納得したりしていた。

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図録は買ったんですけどまだぱらぱらしか見てないので読むのも楽しみ。

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