クリスマスに、手羽元の唐揚げを作り、お腹いっぱい食べた後に入浴を終えると。他の地方に住む伯父の訃報が知らされた。
5年ほど前に膵臓がんが発覚して闘病中で。夏ごろまでは通院だったが今年の年末は入院していた。
親戚との親交が深い人からしたら冷たく感じられると思うが。血縁としては近いが交流の多い相手ではなかったので。
お香典どうするかな、年内の郵便局いつまでだっけな。とかそんなことにまず意識が行った。
でもって、一応、自分の親も含め伯父の弟妹が先に段取りを決める前に動くわけにもいかないので普通にマストドンに来ていたのだけど。今日は休みなのもあり弔問に伺えない不義理を詫びつつ、ずっとそのやりとりやら一通りのことをやっていた。
情けないことにこうしたことに年の割に不慣れなので、順番にやることを書き出して、作法に失礼がないか調べるところからになる。
その作法いるのか??って言うのまであって、そのせいで増える出費を若干恨めしく思いつつ。親戚の大半は50歳以上なので今後もこれは覚悟せねばならんのだろうなと…。
香典袋には薄墨で名前書かなきゃいけないとか決めたやつまじなんなんだろうか。
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直接、訃報とは関係ないけど。
年末ということもあって郵便局は結構な人でにぎわっていて。
自分も書留の封筒に宛名を書くために机の一角をお借りしていたが。
ほぼ正面に、80前後の母親と50代前後の息子と思しき二人組がいて。母親が何かしらの手続きをしているのか、息子さんの方が「違うって言っただろ!名前書くのはそこじゃないって!」「何度も言ったろ!」みたいなのその言葉に言い返すことすらおぼつかない母親に対してきつい言い方で繰り返していて。居たたまれなかった。
その場面しか知らないから普段はわからない。
自分より二回りも小さくなってしまった親にそんな言い方ないだろ、と思うと同時に、親への対応が冷たくなってる自分も自覚があるので(人前で叱責なんてレベルの事はしたことはないが)気を付けよう…って思った次第。
いや、心が広くなりたい…。他人なら平気なのにな…。