個人的な見解。
これまでも怒りを感じる部分はあったけれど。特に今回の能登半島への政府の対応は酷すぎると思う。
その上で、世代や地域にもよるとは思うけど。阪神淡路を経験した人が東日本の震災で「東京が揺れるとこんなに対応が早いのかと思った」とかつてツイートしてた一方で、自分の関西の親戚は揺れた直後に「東京にいる親族同士で万が一の時は協力し合えるように連絡先を交換しておきたい、〇〇さん一家にも緊急連絡先を伝えておいて欲しい」と電話したら応じてくれつつも、大袈裟なって雰囲気で。慌てて真面目な雰囲気で折り返し電話が来たのは原発事故など東京も住めなくならないかこれ?って報道の内容の重さが伝わってからだった。揺れた地域にいるかいないかと報道時間の長さはたぶん大きく影響する。
ただ、それと今回の岸田政権の冷血っぷりはまた別次元ではある。
個人的な見解2
どこに住んでいても他者を思いやる人はいる一方で。リアルに痛みとして想像できない人もいる。
例えば、辺野古の基地移転反対の座り込みにはネトウヨが揶揄するのとは違う意味で、自腹で座り込みに抗議活動に駆け付けた参加者の映像に残っているが。山城さんが、今日はみなさんどちらからいらしたんですか?と尋ねたら、東京をはじめ関東や、大阪は多かった。人口比でどんな意見でも大都市は主張が大きく見えると思う。
伝わるかな。
沖縄の抗議したひとを土人呼ばわりしたのが、大阪の機動隊員ではあったが、長時間座り込んでた側にも大阪府民がいる。大きな都市はそれだけ多種多様な考えを内包してる。都民がって土地でくくるのは難しいよ。
他人ごとのように「ボランティアに今行くな迷惑だ」って言ってる都民もごまんといることだろう。だけど、万札を赤十字の募金箱に入れていったり、売り切れてるなら商品は要らないからこのお金を被災地にって置いて行く都民だっているんだよ。見たことない人たちは知らんかもしれんが。他人事の人が多いというのは否定しないが、他人事と断定していうのは少し安易だとは思う。
政府と東京育ちの政治家に関しては「東京は無事だろう」と思ってるというよりか「何も考えてない」か「考える力がない」。
安倍政権下での首都直撃台風の対応の遅れで亡くなった人を知らないわけじゃないだろ。千葉なんてすぐそこだぞ。それで水と電気が止まった老人ホームで介護士さんが必死に体を冷やそうと試みた中で命を落とすのを放置した政府だ。「東京に何も起こらないと信じてる」んじゃなくあれらは頭が悪い上に性根が腐ってるだけだ。