どまば本編⑥ 

「そしてその未来の旦那というのが……この俺だったんだよ」

そう言うと明美先生はまぁむの頬を撫でて顔を近づけてきた。
きゃーーーーっっ!こんなの、唇が触れちゃうよお!!
まぁむの顔が火を噴きそうなくらい熱い。
明美先生……まぁむ、明美先生なら…。
まぁむが目を閉じるとグチャ…という音が聞こえて、その後唇に柔らかい感触を感じた。
さっきの音がなんなのかわからないけど、それよりも明美先生とのキスに浸っていたかった。

そして目を開けた先にいたのは────
明美先生ではなく、花輪さんだった。
「きゃあっ!?!?」

「愛してるよ、まぁむ」
訳がわからないまま花輪さんに抱きしめられた。
こうしてまぁむは、花輪さんの恋人になった────

その後わかったことだけど、花輪さんはメタモンを食べたことで変身能力を身につけていたみたい。
それでまぁむの好みの男性に姿を変えてまぁむの心を掴もうとしていたんだって。
そんなにまぁむのこと、好きなんだ…♡

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